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令和6年胡瓜加持

夏の土用といえは『鰻』を思い浮かべますね。
毎年、夏の土用の期間中に「胡瓜加持」をおこないます。

胡瓜の中に自身の病気、災い、悪癖などを封じ込め土に還すという封じの秘法です。

前日の準備として胡瓜は一本づつ丁寧に綺麗に拭かれ梵字.護符が書かれた紙を巻かれます。
翌日の修法まで涼しい本堂でおやすみです。

本年も沢山の申し込みがありました。

申し込みいただいた封じたい事柄をかいた紙を胡瓜の中に割り入れて御真言を唱えていきます。

院主の法話は毎年“土用”の事なのですが、難しい神様のお話しもとてもわかりやすく笑いも出るほど面白くて「もっと知りたい!」「もっと聞きたい!」といつも聞き入ってしまうんです。

本堂での法要が終わり封じ事を入れた胡瓜を土に還すため、大谷稲荷山に向かいます。

山の神様のご加護を信じその恵みに感謝し手を合わせて足を進めていきます。

まだまだ暑い日がつづきます。
暑さの中、体力も衰えてきますがつつがなく乗り切るための『胡瓜加持』です。

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