本堂に於いてお地蔵様を御本尊としたご供養を行います。
水子(みずこ)とは、「中絶・流産・死産などでこの世に生を受けることの出来なかった子供」のことを言います。元来は、水子(すいじ)・孩子(がいし)といって、生まれて1年以内に死んだ嬰児や死産した胎児を指しました。
「妊娠12週前の流産は、法律で火葬が必要ないから供養はしなくても良い」という方がいますが、仏教では宿った瞬間に命と考えます。
した方が良い・しなくて良い・供養しないと祟る・・・水子供養はそういった気持ちで行うものではありません。 不幸にしてこの世に出生させることが出来なかった子供の為に、成仏を願い、後生の幸いを祈ってあげることが親のつとめであり、供養の心ではないでしょうか?
当山では、お地蔵様を御本尊に水子のご供養を行います。 お地蔵様は子供を守る仏とされ、逆縁の罪で賽の河原で石を積み、鬼の責め苦を受ける子供を袖にかくまって賽の河原を渡して下さると説かれます。
事情により、ご家族に知られずにお一人でご供養されたい方などもお気軽にご相談ください。
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