令和6年夏期入峯修行一般受付のご案内
例年恒例の大峯への入峯修行を下記の通り修行させて頂きます。
各日程につき若干の空きが御座いますので一般募集を受け付けさせて頂きます。
尚、日程が迫っておりますので申込期限をご確認の上、
⇩ページ最下部の「お問合せ」⇩リンクよりLINE・メールよりお問い合わせください。
我々、修験道にとって、山での修行は大変意義のあることであり,
日頃積む所の悪業の懺悔滅罪、佛祖への報恩に他なりません。
また、大自然の霊気に触れ、現代の物質社会に飼いならされた心身をリセットする事により,人間本来の自然力を取り戻し、
日頃のストレスや心身障害を吹き飛ばしていただきたく、ここに御案内申し上げます。
尚、女性の方は山上ヶ岳への登拝は出来ませんので日曜のみの参加となりますが、
和佐又より大峯奥駈け道に有ります大普賢岳へ登拝頂き、大峯修行組と合流の後,
峯中最大の霊窟「笙の窟」での護摩修行に参拝頂きます。
大変有りがたい修行になると自負しておりますので、万障お繰り合わせの上、ご修行ください。
下山後は、川上村にあります名湯入之波温泉「山鳩湯」にて、入浴・直会を予定しております。
記
○日時 令和6年6月8日(土)~9日(日)
○日程 別途記載
○参加資格 修行する意欲の有る健康な男女(但し大峯登拝組は男性のみ)
○持ち物 別途記載
○参加費 ①大峯登拝組 3万5千円 / ②大普賢岳登拝組 2万円
○申込期限 令和6年5月30日(必着)
○申込方法 ⇩ページ最下部の「お問合せ」⇩リンクよりLINE・メールよりお問い合わせください。
○特記
◆各行程に定員有り。当方にて審査の上、お断りする場合があります。
参加していただく方には、別途「入行許可書」をお送りします。
(当山にお詣りして頂いている方を優先とさせて頂きます)
◆山上組に入行して頂く方には食事制限など一週間の精進があります。
◆未成年者個人の参加は高校生以上とさせて頂き、保護者の同意が必要です。
◆天候等の理由で大峯山上の新客行場(鐘掛岩・西の覗き・裏行場)に入行頂けない場合が有る事をご了承ください。 その際は翌年以降の入峯にて改めてご修行頂きます。
◆前日・帰着日の宿泊は各自で名張駅周辺のホテルなどを手配ください。
※ご不明の点は慈唱院までお問い合わせください。
大峯登拝組日程
6月8日(土) 午前 5時 慈唱院出発 6時30分 蔵王堂朝座勤行参拝 7時30分 90丁登拝口に出発 8時30分 山上に向けて出発 二蔵宿・五番関・鍋冠の行者勤行 供養塔婆勤行・鞍掛けの岩場修行 洞辻茶屋勤行・大休止 鐘掛け岩・西の覗き修行 15時頃 東南院山上参篭所着・勤行 / 裏行場~山上本堂 修行・勤行 17時 夕食 21時 就寝
6月9日(日) 午前 5時 起床 6時 朝食 6時30分 出発 7時30分 小笹の宿勤行 脇の宿・経筥石・阿弥陀ヶ森・小普賢岳勤行 10時 大普賢・和佐又分岐道着(大普賢登拝組と合流) 10時30分 大普賢岳山頂勤行・大休止 11時 下山 12時 笙の岩屋着(護摩修法) 15時 和佐又着 16時 山鳩の湯着 御法楽・入浴 17時 直会 22時 慈唱院帰着・勤行 ※予定は状況により随時変更があります。
★持ち物
リュック・雨具(ポンチョのカッパが最適)・着替え2日分・パジャマ兼直会用服(作務衣など)
洗面具・タオル・水(ポカリ等1㍑程度)・甘味料・勤行儀・数珠
★服装
◎慈唱講員及び得度者…白衣・山袴・引き敷き・鉢巻・手甲・脚判・袈裟・白地下足袋・金剛杖
◎一般参加者 …登山に適した服装(白地ベース)・但し足元は白地下足袋・金剛杖
★注意事項
◆一般登山ではなく「修行」です。お山に登らせていただくという気持ちを持って申し込んでください。
◆登拝の1週間前から禁酒・禁煙・不淫(禁sex・自慰)・肉食断ち(魚類含む)の精進を行ってください。
◆登拝の3日前から米断ち(主食はそば・うどん等にしてください)です。
日程(大普賢登拝組)
早朝出発ですが,登山時間の事もあります。時間厳守してください。
8月22日(日) 午前 4時 慈唱院出発 午前 6時 和佐又到着 午前 6時30分 登拝開始 途中適時休憩 午前 9時 笙の岩屋着・勤行 午前10時 大峯奥駈け道「大普賢岳」合流点着 ・山上組と合流 10時30分 大普賢岳勤行・大休止 11時 下山 12時 笙の岩屋着(護摩修法) 15時 和佐又着 15時30分 山鳩の湯着 御法楽・入浴 17時 直会 22時 慈唱院着・勤行 ※予定は状況により随時変更があります。
★持ち物
リュック・雨具・着替え・直会用服(作務衣など)
タオル・水筒・昼食用おにぎりなど・甘味料・勤行儀・数珠
★服装
◎得度者 …白衣・山袴・引き敷き・鉢巻・手甲・脚判・袈裟・金剛杖
◎慈唱講員 …登山に適した服装・はっぴ・袈裟・金剛杖
◎一般参加者 …登山に適した服装(白地ベース)・金剛杖
※女性に限り、白地下足袋を必須としていませんが、御山を踏みしめ歩かせて頂く事を実感出来る地下足袋をお勧めします。
ただし、体力の無い方は無理をせず歩きやすい靴にしてください。
※金剛杖は購入する場合でも、二千円程度のものです。必要な場合は代理で購入しますので申し出てください。
★注意事項
※山上ヶ岳には行って頂きませんが、笙の岩屋・大普賢岳も、大峯奥駈け道の大変大事な行場であり霊場です。
距離は短いですが、奥駈け道を歩かせていただき、修行するという意識を持って望んでください。
※山登りに不安もあるでしょうが、同じ道を一同降ってきます。どうしても無理な場合は、帰路に合流して帰れます。
奉行が状況を考慮して指示しますので、あまり心配せずに参加してください。笙の岩屋までは頑張りましょう!
※特に定めた精進は御座いません。自分のペースで精進してください。